こば紀行#74 榛原郡吉田町

このコーナーでは、浜松から日帰りで行けるプチ観光スポットをご紹介しています。

第74回目は吉田町

こばやしは前職時代、この街で2年半暮らしたことがある。28歳の頃の話だ。とにかく仕事漬けの日々で、とにかく風が強かった。アパートの4階で干していた洗濯物が、どれだけ吉田の強風に飛ばされなくしたか分からない。自分史の中では暗黒時代に位置づけられるが、久しぶりに来てみるとそれなりに感慨深い。そんな吉田町を、当時のこばやしゆかりの地を中心に振り返ってみたい。

~小山城~

吉田町が小山城址に能満寺山公園として整備し、町のシンボルとして展望台小山城を設けた。展望台からは吉田の街全体を見渡すことができ、御前崎の海岸線も遠望できる。城も含め園内は庭園のような造りになっていて、ちょっとしたデートに向いている。おそらくこの町で青春時代を過ごした方なら誰もが利用したことがあるのだろう…(他にいくとこもないし)。が、当時のこばやしはこの地に足を踏み入れたことはない。なぜなら、ここに私の青春はなく、暗黒時代だからだ。

~カレーショップきしばた~

150号線沿いにある地元のカリスマカレー店。11時の開店前からすでに待ち客ができるこの店は、地元では道路を挟んで向かいにある「さわやか」よりも人気かも知れない。ドライカレーの上にカレールーがかかっているのが特徴で、トッピングでカツ、ポーク、チキンが選べる。席はカウンター20席程度、ほとんどの客がドライカツカレー、通称「ドラカツ」を注文している。私の注文もドラカツ大盛り辛口、休日のお昼ご飯は大概このパターンであった。私が通っていた当時はおっちゃんが1人で店を切り盛りしていたが、今は代替わりしたのか息子2人とかあちゃんの体制だ。味と、少しでも減るとすかさず継ぎ足されるお冷やの接客は確実に受け継がれている。

~松月堂~

和菓子とスイーツの店。生クリームどら焼きが看板メニューで、仕事の合間によくこのどら焼きを食べていた。楽しみと言えばこのどら焼きを食べる時くらいで、どれだけ闇が深かったんだろうと今改めて思う。生クリームをどらやきに挟んでるが、それ以外に味がチーズ、ブルーベリー、抹茶、コーヒー、メロン等々10種類以上の中から選べるが、おそらくシンプルなのが1番かと。

振り返ってみてもこのくらいしか出てこない思い出の街吉田町、私はこの街が大好きである。(こばやし)

 

2018年10月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : trust