いつも使う民事信託の絵

相続の相談、遺言の相談、成年後見の相談・・
事務所で財産管理・承継に関する相談をお受けするときに結構役に立つのが民事信託の説明の絵なのです。
自分の財産を生前どのように管理されたいのか、認知症になられたときどうなるのか、お亡くなりなったときどうされたいのか・・
時系列に沿って、ご自身の思いをイメージしていただくために民事信託の絵をお見せします。
意外と使える民事信託の絵なのです。(名波)

 

シリーズ 信託の“肝”(18)

関係者の将来にわたる長期間の生活環境の変化を見通すことが重要という指摘をしましたが、司法書士の中には、このような作業に長けている者は少なくありません。

というのも、私たちの日常業務のひとつに、多重債務への対応があります。相談者の状況によって、①裁判所を利用しない「任意整理」、②裁判所を利用して元金一部免除後の残金分割払いを基本とする「個人再生」、③全額免除を基本とする「破産」、の3つの選択肢の中から最適な方法をご提案していくわけです。
この時、私たちに求められるのは「相談者の生活再建」という視点です。相談者の職業、年齢、住環境、ご家族の状況、数年先の生活環境の変化(親の介護、子の進学、出産など)に伴う収入減や支出増の予測など、さまざまな要素を想定しながら「生活再建」に資する選択肢を提案することが、法的支援に携わる私たちに求められる責務なのです。

日頃から繰り返しているこのような作業は、信託における制度設計にもとても役立っています!  (中里)

ガラス製の豚の置物

ブログのネタが思い浮かばず、今パソコン画面の下に置いてあるガラス製の豚の置物をジッと見つめています。

その置物は、10年程前に知人からいただいたものです。

「なぜ、豚なのか?」ネットで調べてみました。

豚は魔除けや、人間関係をよくするパワーがあるそうです。ピンクの布を敷くとさらによいそうです。

金運も上昇するらしく、豚の貯金箱はお金が貯まるみたいです。

さらにネットでは、「トントン拍子に物事がうまくいく」縁起物の豚の置物が今なら25%OFFで購入できるとありました。

知人からタダで貰えてよかったです。(ヨシミ)

こば紀行#17 ダイナランド

このコーナーでは、浜松から日帰りで行けるプチ観光スポットをご紹介しています。

こば紀行冬の雪山編、ダイナランド

前回のHakuba47に引き続き、さほど好評でもなかった雪山編の第2弾です。このスキー場は、東名浜松ICから東海環状自動車道を経由して東海北陸自動車道高鷲ICより10分と非常にアクセスが良いのが利点です。名神高速を利用すれば、大阪からでも3時間圏内のため関西人比率が高く、他のスキー場に比べて異文化交流的な雰囲気があります。

平成20年に隣の高鷲スノーパークとの共通リフト券が発行され、現在ではコース総数32と岐阜エリア最大のスキー場です。前回のHakuba47も隣の白馬五竜と共通券化していましたが、どうやら昨今はスキー人口の減少に伴いスキー場自体の統廃合も進んでいるようです。利用者としては有り難い話ですが、なんだか自分の状況に置き換えて考えると少し凹みます。雪質は白馬エリアと比べるとどうしてもシャーベット感が否めないのですが、人工降雪機等の設備が充実している上に、土日は朝5時からの営業のため、午前中は十分に楽しめます(し、それ以上は体力が持ちません)。

スキー場近辺には、日帰り温泉施設もそこそこあります。このエリアでは「牧歌の里」や「満点の湯」あたりが30分圏内でおすすめです。適度に運動をした後の温泉ほど心地よいものはありません。そして、その帰り道の運転ほど辛いものもありません。辛い道のりですが、東海環状自動車道美濃加茂SAで無理矢理テンションを高めて下さい(B地点)。せんべい、五平餅、たこ焼き、牛串、焼そば、鮎の塩焼などなど、魅惑的な屋台がずらりと並んでいます。私のおすすめは牛タン串です。ここから残り約2時間、道中お気をつけてお帰り下さい。 (こばやし)

※こば紀行では現在、取材同行スタッフを募集しています。雪山好きで車の運転も苦にしない強靱な体力と精神をお持ちの方(できれば彼氏のいない20代独身女性)、応募はコメント欄まで!!

 

 

 

 

先日、浜松市精神保健福祉センター主催の「いのちをつなぐ手紙」というイベントに相談員として参加しました。3月は自殺対策強化月間ということから、この時期に開催されたようです。イベントでは「あなたは、決して一人ではない」と繰り返し呼び掛けていました。

「命」の大切さを、あらためて伝えるものでした。

 

では、「命」とはいったい何なんでしょうか?

私は、「命」というものは、自分のものであって、自分だけのものではないと考えます。「命」というものは、社会のものでもあると考えています。社会が、一人一人の力を必要としているのは、その証(あかし)ではないでしょうか。言い換えれば、誰か一人が欠けても、世の中というものが成り立たないということだと思います。

このように、社会に必要とされてるからこそ、私たちは、些細なことであっても、社会に役立つことをしていかなければなりません。

そのためには、相手の心の痛みがわかる人間になること、相手の身になって考えることが大事だと思います。

 

何らかの衝動で、死へ向かおうとする方も、自らが社会の一員であることを自覚をすれば、思いとどまることができるのではないでしょうか。

自ら命を絶ったときの周囲の反応に思いを巡らせば、愚かなことをしないのではないでしょうか。

 

「命」というものが社会化、共有化しているからこそ、「あなたは、決して一人ではない」わけです。

 

「命」というものは、自分のものであって、自分だけのものではない、社会のものでもある。皆さんも、一度考えてみてください。(小出)

 

民事信託受任のために2

本木敦です。

このようにして調査を行ったあとは,本人から将来について聞き取る。聞き取るといっても,こちらから質問ばかりしするようなスタイルは避けたほうがいい。信託の手続は法律的な手続なものであるが,本人の将来の希望は必ずしも法律的な問題ばかりではない。雑談をするような感じで本人の希望を聞いていくのが望ましい。それだから時間がかかる。でも,今後長期間にわたって存続することになるかもしれない信託のため,やむを得ないであろう。聞き取っていくのにあたり,誰を守る必要があるのかということには留意する。筆者は信託は守るべき者を守るための手続と考えているからである。

聞き取りの対象は本人だけではない。

 

続く

書籍探検⑥ あなたの1日は27時間になる

今年も2ヶ月が経過し、年初にたてた目標を忘れがちな時期かもしれません。

私は、1月の下旬から体調不良の日がしばらく続き、生活リズムを取り戻すため半年以上前に一読した本書を最近読み直しました。

本書には、4週間を1週間ごとにわけ段階を追って生活習慣を改善する方法が記載されています。

その方法は著者の経験に基づくものであるため説得力があります。

詳細は本書を読まれてのお楽しみとして、重要点は基本的なことですが、コツコツと努力を続けることと、何かを始めるには何かを捨てる勇気を持つことであると感じています。

そして、高いパフォーマンスは健康的な身体から生み出されます。

  1. そのために、私は、食事、睡眠、運動に配慮した健康的な生活を常に心がけるようにしています。

この季節の変わり目に皆様自身の生活習慣を振り返るのもいいかもしれません。(野々垣)

https://www.amazon.co.jp/あなたの1日は27時間になる%E3%80%82――「自分だけの3時間」を作る人生・仕事の超整理法-木村-聡子/dp/4478064776

NHKクローズアップ現代で「家族信託」!でも・・

先日、たまたまNHKを見ていたら、クローズアップ現代で「家族信託」が取り上げられていました。

https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3942/

相続イノベーションと称して「信託」の活用についてまとめられた内容でした。

TV番組で取り上げられるということは、その活用が広がっている一つの現れだと思います。

一方で、少し気になったのが、分かりやすくするためなのか成年後見制度について一切触れられていなかったことです。

信託も万能ではありません。他の制度とのバランスを考えながら活用されるべきことをあらためて感じさせてくれる内容でもありました。

(名波)

シリーズ 信託の”肝”(17)

「プランニング」という項目の一つとして税の話題が続きましたが、税の話はいったん終了。
今回からは、同じ「プランニング」の観点から、他の話題を書き留めていきます。

私たちが、課税と同じように慎重な注意を払っている点に、信託の終了時まで見通しを立てておくことがあげられます。

民事信託は、内容によっては、長期間にわたって受益者の生活を守っていく使命を帯びることになります。
契約締結から信託終了までの間には、委託者や受託者などの関係人が死亡したり、判断能力が低下して業務が遂行できない事態に陥ったりすることも考えられます。
親亡き後の場合、受益者たるお子さんの障害の状況が悪化することも想定できます。
また、生活環境の変化に伴う受託者の経費、受益者の生活費等のコスト変動にも対応できるようにしておかなければなりません。

信託には、先を見通す力も求められるわけです。 (中里)

女性のための女性司法書士による無料相談会の開催

浜松労政会館で、3月5日(日)13:30~16:00まで「女性のための女性司法書士による無料相談会」が開催されます。

この相談会は、昨年9月に静岡市の静岡県司法書士会館でも開催されました。休日ということもあって、多くの相談者が来所されました。小さいお子様を持つお母さんも、キッズスペースを利用できるということもあり、相談会は大変好評でした。

当日は相談員として、すべての女性が自分らしく前向きに人生を過ごせるお手伝いができるよう、

がんばります(^^)(ヨシミ)