こば紀行#88 屋形船

このコーナーでは、浜松から日帰りで行けるプチ観光スポットをご紹介しています。

第88回目は屋形船

この時期は月1ペースで東京出張がある。何度行っても都会の風景は新鮮だし馴染めもしないが、どことなく気持ちは高ぶる。今回は年度末で事業が一区切り付いたこともあり、その打ち上げ企画として屋形船に乗った。

のりばは墨田川の河口付近、もんじゃ焼でも有名な月島のすぐ隣、勝どき駅から徒歩10分程度のところにある。ここから屋形船はスタートし、レインボーブリッジをくぐりお台場付近で滞留してまた戻るコースで時間にして2時間、夜の東京湾をクルージングする。東京湾からの夜景もさることながら、その間、もんじゃ焼きが食べ放題、ドリンク飲み放題なのが素敵すぎる。しかも、料金は6000円と大変リーズナブルだ。

船の定員は50名くらいか?私たちのグループ以外にも、会社の送別会と覚しき団体が乗り込んでいる。都会の人達は毎週こんな宴会ができるのかと思うと、とてもうらやましい。船が動き出すとスタッフからのアナウンスがあり、宴は   始まる。船内の照明が少し暗くなり、外の夜景が一層映える。しかし、料理が運ばれてくるとともに外の夜景は私の視界から消える。次から次へと運ばれてくるもんじゃと酒に夢中だからだ。そのもんじゃをスタッフが手際よく焼いてくれる。うまい、旨すぎる・・お台場付近で船は止まり、しばらく停泊しながら宴は最高潮に達する。

船に揺られながら食べて飲む美味しいもんじゃにお酒、心地よく酔うこばやし。船にも酔うこばやし。船外の写真がぼやけているのは酔っ払った私の視点でもあり、ピントがぼやけたせいでもある。そして、目の前に広がるもんじゃの風景。隣にマイもんじゃを作り出さないよう必死にこらえつつ、船は帰路につく。帰りはトイレに籠もる時間の方が長かった気がしないでもないが、良い思い出だしオススメだ。(こばやし)

 

2019年3月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : trust