信託財産が収益物件のときの注意点(損益通算)

信託財産がアパートや賃貸マンション(いわゆる収益物件)の場合、

そこで発生した損失は、その他の不動産から発生する収益と損益通算ができないとされています。

例えば、信託契約が複数の場合も、またいで損益通算ができません。

この点は、民事信託のデメリットの一つです。

信託財産に収益物件が含まれている場合には、より慎重に検討をする必要があります。(名波)

 

高校野球静岡大会

本木敦です。

私は数あるスポーツの中でも,高校野球ほど興味深く観戦するものはありません。

この筋書きのない展開・・・人生そのものだなと思います。

今年も静岡大会が始まっています。

私の母校もまずは1勝しました。今年はどの高校が静岡県代表になるのだろう。

参加する全ての高校に善戦を祈りつつ,浜松から甲子園に行ってくれるといいな,と,心から思っています。

ご相談は司法書士に

最近、Aさんから手紙を見せられました。差出人は弁護士からで、内容は遺産分割協議書に同意して欲しいというものでした。

 

亡くなった方は、Aさんから見ると叔母にあたるのですが、疎遠だったため、亡くなった方の葬儀等にも出席していないとのことでした。

 

相続においては、上記のように、縁遠い人からの財産承継が発生する可能性があります。特に、身寄りのない人が増えている社会情勢からすると、今後、ますます増加すると思われます。

 

遺産分割は、相続人全員の合意がなければ、財産をの承継することができません。つまり、合意をするまでは、亡くなった方の財産は「塩漬け状態」という感じでしょうか。

 

亡くなってからも、葬式代や火葬費、法要の費用といったことで、何かと費用がかさみます。このときに、亡くなった方の財産を承継できないと、上記の費用を相続人関で誰が負担するのかという点で、争いの火種となる可能性があります。

 

このような問題を事前に予防するための相談窓口として司法書士がいますので、気軽にご相談ください。(小出)

こば紀行#30 蒲郡メロン狩り

このコーナーでは、浜松から日帰りで行けるプチ観光スポットをご紹介しています。

第30回目はメロン狩り

フルーツ狩り連投です。今回訪れたのは「蒲郡オレンジパーク」。浜名バイパスから国道23号線を西へ1時間半、三河湾オレンジロード沿いにあるフルーツパークで、メロン狩りは6~9月にかけて楽しめます。メロン狩りというよりは食べ放題と言った方が正確かも知れません。料金2700円で、カット済みのメロンが60分食べ放題、アンデス、タカミ、マスクの3種類のメロンを食べ比べできます。冷房の効いた室内で、キンキンに冷えたメロンが次から次へと出てきますので、クソ暑い夏の昼間には最適です。

メロンばかり食べ続けていると口の中が甘すぎてだるく感じてきます。そんな時に備え、スナック菓子を持参していくことをお勧めします(ここは持ち込み可でした)。ポテチなど塩気の効いた物が良いでしょう。お酒でいうチェイサーの役割を果たします。一旦、しょっぱいお菓子を挟むことで、メロンがさらに進みます。進みすぎて止まりません。色々とフルーツ狩りには行きましたが、メロン狩り(食べ放題)がベストです。是非お試し下さい!

メロン狩りのあとは、ちょっとした遊園地へ。前回の奥山高原に続く、私の思い出の遊園地シリーズ第2弾、西尾市にある「愛知こどもの国」です(B地点)。ここは私が小学生の頃、よく連れてきてもらった場所です。広大な園内は「あさひが丘」と「ゆうひが丘」の2つの里山に分かれていて、あさひ側にあるアスレチックと、ゆうひ側にあるゴーカートに、小学生こばやしは夢中でした。特にゆうひが丘を1周するミニSLは、三河湾を一望でき、大人になった今でも楽しめます。32年の時を経て、私の思い出の中の景色が今も変わらず残っていることに感動しました。

一時は閉園の危機にあったようですが、今はNPO法人に運営が委託され、かろうじて存続しています。プールや動物広場は廃止され、当時のような賑わいもありませんが、どことなく古ぼけた、閑散とした雰囲気が逆に魅力です。高い入園料も、アトラクションの待ち時間もありません。こんな夢の国もあるんだと、皆さんに少しでも知って頂けたら幸いです。  (こばやし)

 

遺言

亡くなった際のご自身の財産の処分について、お考えになったことはありますか?

 

『まだ若いし・・』『財産なんてないし・・』

『自分は死んでしまって関係ないから、残された人がいいようにやってくれればいいよ』

と言われる方が多く、実際には何もされないまま亡くなる方が多いです。

 

今回ご相談いただいたケースは、お子さんがいない夫婦で、配偶者の方が亡くなられたものでした。

その場合、相続人は『配偶者』と『配偶者の親』になります。

配偶者の親が既に亡くなっている場合は、『配偶者』と『配偶者の兄弟姉妹』が相続人です。

 

今回のケースでは、配偶者が亡くなった時点では、配偶者の親(義父母)が生きていました。

しかし、配偶者の親(義父母)と遺産の話をすることを躊躇っているうちに

義父母が相次いで亡くなり、相続人があっという間に10人近くになってしまいました。

 

関係が遠くなればなるほど、財産の話はしにくくなり、話がまとまるのに時間と労力とお金がかかります。

 

『遺言があれば・・』という相談者の一言がとても重かったです。

 

一度、じっくりとご自身や親御さん、配偶者の相続について考えてみてはいかがでしょうか?

 

第8条 信託財産の引渡し等 ②

【第8条・続き】
3 委託者及び受託者は、信託不動産について、本信託の締結後直ちに所轄法務局に対し、委託者の死亡を始期とする始期付き所有権移転仮登記及び始期付き信託仮登記 を申請するものとする。この場合の登録免許税その他登記申請手続きに要する一切の費用は、委託者の負担とする。

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この契約は、 委託者の死亡を効力発生日とする始期付き信託契約を想定しています。
そうすると、契約締結時から委託者死亡までの間は、信託財産を構成する不動産は受託者の管理下には置かれず、委託者が自由に管理・処分できる資産ということになります。

ところで、不動産登記には、土地や建物の権利関係を対外的に公示するという機能が期待されています。土地や建物の取引を希望する者は、公示された情報を調査することにより安全・安心な取引が可能か否かの判断材料を入手できるわけですね。
そうすると、現在すでに効力が生じている権利関係だけでなく、近い将来発生することが予定あるいは予測される権利関係についても可能な限り公示しておくことは、円滑な経済活動の推進に資することとなります。

また、死亡によって信託財産となる不動産は委託者の遺産を構成しないこととなり、速やかに受託者に引き渡されるべき資産となるはずですが、契約だけして登記記録上に何の公示もされていないとなると、受託者や受益者としてはも不安が残ることでしょう。

そこで「将来、委託者である所有権登記名義人が死亡したときには、この不動産は信託財産となります。委託者の遺産は構成しません!」という情報を「仮登記」という方法があるのです。   (中里)

発想の転換

民事信託は、主に認知症対策として使われることが多いことから、

親が委託者となって、自身の財産を子(受託者)に託す(信託する)ことが多いとされています。

でも、発想を変えて、子が委託者となり、親が受託者となるとその風景が一変します。

民事信託のおもしろさは、発想の転換をすることでその活用の世界が広がりをみせることです。

今後の活用の広がりが楽しみです。(名波)

 

む、む、無念(最終報告)

先日,パソコンが壊れてしまい,データ復旧をお願いしていることを報告しました。

本日,メカニックさんから回答があり,全てのデータが破損しており,復旧不可能とのことでした。

あぁ・・本当に,ただ,ただ無念です。

気持ち切り替えていきたいと思います。

(本木)

麦茶

暑くなりました。むしろ「熱い」という表現の方がピッタリするような日もありました。

 

本日は台風の影響と思われますが、曇り空で幾分過ごし易いです(それでも蒸し暑いですが…)。

 

暑さ対策として水分補給は欠かせません。

私は、夏になると「麦茶」を事務所に常備します。

一年を通して麦茶を飲用するという方を見かけませんので、麦茶は「季節もの」という感がします。

 

この「麦茶」、テレビ情報だったと思いますが、体を冷やす効果があるらしく、夏に飲むのは効果的らしいですが、一方で、菌が繁殖しやすい点に注意が必要とのことでした。

 

口に入れるものには、注意が必要な季節ですので、気を付けたいと思います。(小出)

こば紀行#29 都田ブルーベリー狩り

このコーナーでは、浜松から日帰りで行けるプチ観光スポットをご紹介しています。

第29回目はブルーベリー狩り

ブルーベリー狩りは、いちご狩りやブドウ狩りに比べてあまり馴染みがないのですが、市内都田にあるブルーベリー農園「あおいとり」でできます。場所は浜松市街地から30分、浜松大学の近くで、台地の土地勘がないとちょっと分かりづらいかもしれません。ブルー狩りのシーズンは6月~8月中旬で、今の時期は大人1200円で食べ放題です。園内はビニールハウスがいくつもあり、天気の良い日だと中はちょっと暑いかもしれませんが、入口で麦わら帽子を貸してくれます。品種は実に30種、個々に名前は特に付けてないそうで、甘いものから酸っぱいものまで色々と楽しめます。制限時間は30分、時間としてはかなりタイトですが、一応、小さめのパックに詰めて持ち帰りができます。

帰り際、直売所では、ブルーベリーかき氷が味わえます(450円)。ブルーベリーシロップをふんだんに使い、練乳がかかっていますが、酸味がやや優勢です。もしかしたら、こちらの方がメインイベントになるかも知れません。数に限りがあるそうなので、お早めに。

食事の前に散策をということで、少し足を伸ばして奥山高原まで。その昔、ここにはミニ遊園地的なものがありました。私が小学生の頃、遠足で来たときには、釣り堀、ゴーカート、確か観覧車まであったような。大自然に包まれた山の奥に広がるテーマパーク、子供だった私には、ちょっとした夢の国でした。しかし、それら遊具は経費削減のため2009年5月をもって運転休止との案内板が…経費削減って…周囲の食事処、売店は閉鎖され廃墟と化し、今や訪れる人もまばらな植物園。いずれ、自然に帰るということなのか。思い出の中の風景と、目の前の光景とのギャップに、時の流れの残酷さを感じずにはいられません。

奥山高原を少し下りたところに「きじ亭」という食事処があります。奥山への道中、道路脇に赤い看板がしつこいくらいに出てくるので、迷うこともないかと。ジンギスカンが名物です。ちょっと前までは食べ放題だったのですが、今は15名以上でないとダメだそうです。ただ、単品で頼んでもそれなりに美味しく頂けるので、たまに利用します。 (こばやし)