こば紀行#30 蒲郡メロン狩り

このコーナーでは、浜松から日帰りで行けるプチ観光スポットをご紹介しています。

第30回目はメロン狩り

フルーツ狩り連投です。今回訪れたのは「蒲郡オレンジパーク」。浜名バイパスから国道23号線を西へ1時間半、三河湾オレンジロード沿いにあるフルーツパークで、メロン狩りは6~9月にかけて楽しめます。メロン狩りというよりは食べ放題と言った方が正確かも知れません。料金2700円で、カット済みのメロンが60分食べ放題、アンデス、タカミ、マスクの3種類のメロンを食べ比べできます。冷房の効いた室内で、キンキンに冷えたメロンが次から次へと出てきますので、クソ暑い夏の昼間には最適です。

メロンばかり食べ続けていると口の中が甘すぎてだるく感じてきます。そんな時に備え、スナック菓子を持参していくことをお勧めします(ここは持ち込み可でした)。ポテチなど塩気の効いた物が良いでしょう。お酒でいうチェイサーの役割を果たします。一旦、しょっぱいお菓子を挟むことで、メロンがさらに進みます。進みすぎて止まりません。色々とフルーツ狩りには行きましたが、メロン狩り(食べ放題)がベストです。是非お試し下さい!

メロン狩りのあとは、ちょっとした遊園地へ。前回の奥山高原に続く、私の思い出の遊園地シリーズ第2弾、西尾市にある「愛知こどもの国」です(B地点)。ここは私が小学生の頃、よく連れてきてもらった場所です。広大な園内は「あさひが丘」と「ゆうひが丘」の2つの里山に分かれていて、あさひ側にあるアスレチックと、ゆうひ側にあるゴーカートに、小学生こばやしは夢中でした。特にゆうひが丘を1周するミニSLは、三河湾を一望でき、大人になった今でも楽しめます。32年の時を経て、私の思い出の中の景色が今も変わらず残っていることに感動しました。

一時は閉園の危機にあったようですが、今はNPO法人に運営が委託され、かろうじて存続しています。プールや動物広場は廃止され、当時のような賑わいもありませんが、どことなく古ぼけた、閑散とした雰囲気が逆に魅力です。高い入園料も、アトラクションの待ち時間もありません。こんな夢の国もあるんだと、皆さんに少しでも知って頂けたら幸いです。  (こばやし)