静岡県司法書士会では「司法書士総合相談センターしずおか」を設けて、皆さんからの身近な法律相談を無料で受けております。私は、その活動の責任者となり、先日、その活動の会議がありましたので参加してきました。
会議は、18時から静岡で開催され20時に終わりました。私と同じく浜松から参加した司法書士と一緒に自動車で帰ることにしました。
車中、その司法書士といろいろ話をしましたが、時節柄「夏休みの宿題」も話題に挙がりました。
私は、早い段階で宿題を済ませるタイプの子供でしたが、ご一緒した司法書士は8月31日に宿題を始めていたそうです。多くの宿題を朝から片づけなければならず、夜は特番をやっていたからテレビも見なければいけない?ので、すべてを完了させることはできなかったそうです。毎年、このことについて思い悩んでいたそうです。(☞だったら、早く片づければいいのにねぇ。)
そこで、その司法書士は9月1日を迎えると、少し早めに登校したそうです。友人を見つけては「その自由研究いいねぇ。俺の名前も一緒に書いておいてよ。」と言って勝手に共同研究にしてしまったり、工作の宿題については、自宅に置いてあった木製品を持って行って提出するという、まさしくやりたい放題をしていました。当然、先生からは「○○(☜名前です)、お前、ずいぶん上手なものを作ってきたなぁ。」と半ば嫌味ともとれる発言に対しても、平気で「ありがとうございます、先生!」と答えて、しらをきっていたそうです。
こんな、ええかげんな子供時代を過ごしても、今では日本の司法書士界においては、なくてはならない立派な司法書士ですから、人生なんて分からないものです。
宿題も大事ですが、これだけ長期間の休みは、子供時代の特権です。この夏休みを、有意義に過ごしてほしいなぁと思いました。(小出)