信託は一度契約をすると長期にわたって,存続することになります。
初期の段階で修正する必要が出てくることもあれば,数年後に修正すべきことがでてくることがあります。
当初の信託契約で全てをカヴァーすることができればよいのですが,想定していないようなことが発生してしまうことも十二分にあり得ます。
このようなときは当初の契約は誤りではないのですから,適宜部分的に修正をかければよいことになります。
そのようなときに費用の負担どうするのかということも頭に入れておくべきでしょう。
継続的に関与する場合には,その関与についての契約も必要ではないか,と思っています。(本木敦)