大型連休になりますね。1日と2日もお休みをすることができる方は28日から6日までお休み・・・9連休ですねー
私は・・・暦どおりの営業だし,祝日も面談予定が・・・
私はこの連休中に誕生日があります。祝日が誕生日というのも考えものです。
人生いろいろ。誕生日もいろいろ。男もいろいろ。女もいろいろ。
何か気分を変えたいなーー
文責:本木敦
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人生いろいろ。誕生日もいろいろ。男もいろいろ。女もいろいろ。
何か気分を変えたいなーー
文責:本木敦
高齢者や障がい者を日常的に支えているのは福祉関係者です。そのような方々の努力によって、多くの高齢者や障がい者が問題なく日々過ごせていると思われます。しかし、高齢者や障がい者の中には、何らかの困りごとを抱えている場合もあります。福祉関係者の皆さんで解決できればいいのですが、その困りごとが法律問題だとどうでしょう。
日常生活だけでなく、全体的・総合的な生活支援を考えた場合、そこには必ず法律職の存在が必要になります。そのため、様々な関係機関が相互に連携をとることが容易であれば、問題を抱えている方々に真の生活支援ができるのでは、と考えております。
このような連携を制度的に構築できれば、よりよい社会が実現できるのかなぁと思うことがあります。(小出)
このコーナーでは、浜松から日帰りで行けるプチ観光スポットをご紹介しています。
第58回目は大井川鐵道編第2弾、アプトいちしろ~奥大井湖上
「アプトいちしろ駅」にてアプト式機関車を連結する。車内アナウンスによると、この1つ先「長島ダム駅」までは1,000Mあたり90M上る急勾配だとのことだ。正直この数字を言われてもピンと来ないし、乗っていてもよく分からない。が、次の駅で後ろを振り返ると確かに上った感はある。しかも、列車は8両編成と、そこら辺を走る東海道線よりも長いため、さぞ大変な労力だったろうと察する。役目を果たしたアプト式機関車は「長島ダム駅」にて切り離される。ちなみに連結も切り離しも最後は手作業だ。職人である。
そして、列車はいよいよ「奥大井湖上駅」へ。ここも秘境駅とされていて、確かに無人駅で周囲に民家もないものの、降りる観光客はずいぶん多い。数年前にテレビで取り上げられたことをきっかけに、恋が叶う「奥大井恋錠(こじょう)駅」として売出し中のようである。恋錠と湖上、随分無理がある…駅敷地内にはHAPPY BELLなるものまで設置されているが、秘境では静かに佇むのが礼儀だと思うし、そもそもおっさん1人では恥ずかしくて鳴らせやない。
この駅は、もともとは井川線の一部が長島ダム建設によりダム湖に沈むことから、現在の新線に移設された際、新駅として開業(1990年)したものだそう。ダム湖の真ん中に半島上に突き出た陸地の端に位置し、前後を2本の鉄橋で結んでいる。この鉄橋を渡り対岸に行くことができるが、高所恐怖症の人だと辛い道のりかも知れない。ここから接岨峡温泉までが一つのハイキングコースとしてある。徒歩でおよそ30分程度だ。
ハイキングコースの途中に写真撮影スポットがあり、雑誌やネットでよく見かける例のあの風景(↓)が拝めるようになっている。どんな下手くそでもそれっぽく撮影できる、素敵な場所だ。その先、接岨峡温泉へと続く道の途上に八橋小道なるものがある。その名のとおり8つの橋を渡るものでなかなか風情がある。せっかくなんでこちらから歩いて行くのも悪くない、時間と心にゆとりがあれば…8つ目の橋を渡り終えると、そこは秘境温泉だ。(つづく)
遺言を作成する場合や民事信託をする場合など、財産について考えたり、話し合いをする場合、他の関係者とどのように話をするのかは、とても重要です。
そもそも、相続は相続人全員で話し合いの上、合意することが必要ですが、『遺言』や『民事信託』は、他の関係者に話をしなくても、当事者間のみで手続きをすることが可能です。
しかし、他の関係者に全く話をしていない場合で、後日になって遺言の内容や民事信託の事実が他の関係者に伝わると、不信感を抱かれ、トラブルの原因になることが多いです。
例えば、『長男に相続させる』や『長男を受託者として財産を管理させる』旨を遺言書や信託契約書に記載した場合、他の関係者(二男や長女などの他の家族)が、
『長男が上手く丸め込んで自分に有利な遺言書を書かせた』
『司法書士と結託し、勝手に長男が財産を管理するように手を回した』
と感じることが多いようで、これがこじれると法廷闘争になったり、親族関係に深刻な傷が残ることも少なくありません。
事前にご本人から『こういう趣旨で長男に残そうと思う』『こういう理由で長男に任せたいと思っているので、承知してほしい』と一言あれば、当事者の気持ちや事情が分かるので対応が違ってくるのですが、ある日突然知らされると、態度が硬化することが多いです。
財産の問題は、当事者や関係者の感情に配慮しながら進めることが大切です。
司法書士報酬を考えるに先立ち「司法書士の業務」についての整理を試みることにします。
司法書士業務そのものは多岐に亘りますが、大別すると「個別受任事案」と「包括受任事案」のふたつに整理できるのではないかと考えます。
登記申請や破産申立書の作成などは「個別受任事案」に該当すると考えられる一方、いわゆる簡裁代理業務(※)や成年後見人への就任などは「包括受任事案」と考えられるでしょう。
「個別受任事案」における業務の中心は【書類作成】であると考えられます。もちろん、適正な書類を作成するためには、事情聴取・調査・意思確認等の作業が不可欠ですが、これらはいずれも最終的に【書類作成】に収斂されると考えられるでしょう。つまり〔いかに早く正確に書類を作成するか〕が、依頼者のニーズであると考えられるわけです。
したがって、「個別受任事案」における司法書士報酬のほとんどは【書類作成】と対価関係にあるといえます(「ほとんど」としたのは、日当や交通費、証明書申請手続き等に対する事務報酬も含まれるからです)。
一方、「包括受任事案」においては〔依頼者にどれだけの利益をもたらすことができるのか?〕が重視されるといってよいでしょう。裁判や交渉の代理であれば「いくら回収したか?」、成年後見業務であれば「本人の財産管理,身上監護にどれだけ寄与したか?」が、報酬の多寡に影響を及ぼすことになります。
つまり「包括受任事案」では、司法書士報酬は【依頼者が得た利益】と対価関係にあると考えられます。
裁判や交渉の代理の場合は、着手金のほかに「回収額の〇%相当額」の成功報酬をいただくのは、利益が多いほど報酬が高くなることの現れですね。成年後見人の報酬は裁判所が決定しますが、この場合も管理すべき財産の多寡や事案の難易度が考慮されることになるのです。
このように、司法書士業務が「個別受任事案」と「包括受任事案」とに大別できるとすると、【民事信託の支援】はいずれの業務に属するのか? また、私たちがいただく報酬は何に対する対価なのか? が問題となってきます。 (中里)
(※)司法書士は、140万円以内の民事トラブルについて依頼者の代理人として交渉や裁判をすることができます。裁判の代理は「簡易裁判所」に属する事件に限定されていることから、私たちの業界ではこのような業務を「簡裁代理業務」と呼ぶことが多いのです。
先日、知り合いの司法書士が名古屋で民事信託のセミナーを開催するということだったので、参加してきました。
最近の民事信託の動向や具体的な活用事例の紹介がありました。
講師が憂慮するのは、にわか信託専門家の大量輩出の現状です。
信託法や信託税制の知識が不足しているのに、巷に出回っているひな形をそのまま当てはめて終わりという、にわか信託専門家が大量に輩出されているというのです。
「叶(かなう)」も「にわか」にならないよう、最低でも月1回集まり勉強会を開催し、日々メール等で情報交換を行っています。
「民事信託」という言葉が浸透してきているだけに、益々、日々の研鑽が重要になりますね。(ななみ)
携帯電話の変更で苦労しました。
旧携帯のバックアップをそのまま新携帯に移行できると思っていたのですが,ここで思わぬ不具合が。
今は,携帯電話の間でデータを転送できるアプリがあり,なんとかなりました。有料でしたが。。
しかし,携帯電話のデータ転送ってアプリを使えば簡単にできてしまうんだと,ちょっと怖くなりました。
文責:本木敦
4月14日(土)、静岡県司法書士会浜松支部で定時総会が開かれました。
定時総会に出席するために事務所を出ようとしたところ、知り合いから電話がありました。要約すると、知り合いの友人がすでに余命を告げられた状態であるが、その友人が自分の財産の承継について心配しているとのことでした。
結論から申し上げると、公正証書遺言の作成を提案し、地元の司法書士に依頼することを勧めました(遠方の方のため)。
しかし、最も適しているのは「民事信託」であったと考えられる事案でした。その友人の方がお元気であれば、民事信託の説明をしたのですが、民事信託は短時間で説明できるものではないため、今回は提案を見送った次第です。
少し、残念に思った相談内容でした。(小出)
このコーナーでは、浜松から日帰りで行けるプチ観光スポットをご紹介しています。
第57回目は大井川鐵道編第1弾、金谷~アプトいちしろ
こば紀行#42にて秘境駅を紹介した。その際、あらたま先生が「大井川鉄道にも秘境駅がある」とコメントを付けていたので、仕方ないから今回特集することとした。まあ、あらたま先生に言われるまでもなくそんなことは知っていたし、以前から「自分探しの旅」で度々この列車には乗っていたのだが、終点まで辿り着いたことがなかったのでこの機会に改めて乗り尽くすこととした。たぶん、このシリーズは長くなる。
大井川鉄道は金谷~千頭までの大井川本線と、千頭~井川までの井川線があり、目的に応じて各種フリー切符がある。秘境駅まで日帰り往復することも可能だが、この沿線は想像以上に見所が多いし奥が深いので、有効期間2日の周遊きっぷ(4,400円)がオススメだ。SLが走るのは大井川本線だが、正直乗ってしまえばSLか普通かも分からないので混雑を避けるなら普通列車がいいだろう。普通とはいえ、古い私鉄の車両が使用されており十分レトロな感覚を味わえる。乗車率は金谷~菊川間を走る東海道本線より高く、立ち客もいる。そして、そのほとんどは観光客だ。
鉄道はその名のとおり大井川に沿って山間を縫うように北上する。折しも桜が満開の時期で、桜の名所である「家山駅」や「駿河徳山駅」は観光客と撮り鉄達でいっぱいだ。「笹間渡駅」近くには道の駅併設の川根温泉がある。風呂に入りながらSLを見られるということで大人気のスポットだ。そして、本線終点の「千頭駅」は寸又峡へと続く地で、大井川鉄道の拠点駅として多くの観光客で賑わっている。しかし、今回のこば紀行はここから先の井川線が本題なのだが、ここまでの道のりで上記以外にとんでもない名所があると後に知る。それはいずれまた…
千頭から先、列車は←のようなかわいいやつに変わる。景色はいよいよ山奥感が深まり、カーブが多いせいか走行中の車輪が軋む音がすさまじい。6駅先の「アプトいちしろ駅」でアプト式機関車が連結される。この先の急勾配を上るためだ。(つづく)
本日、相続でお困りになっている方のご相談をお伺いしました。
依頼者Aさんは、最近お母様を亡くされました。
お母様は不動産や預貯金をお持ちだったので、相続手続きをしたいそうなのですが、
相続人の一人であるBさん(Aさんの兄弟)と連絡がとれず、お話し合いができずに困っている、とのことでした。
Bさんは、遡ること数十年前、様々な事情により家出をしてしまい、ずっと連絡が取れない状態が続いているそうで、Bさんが今どこで何をしているのか、よく分からないそうです。
ただ、近所の方やBさんをご存知の方からの目撃情報から、どうやらBさんが市内に住んでいるらしいことは分かっているそうですが、Aさんからの電話に全く出ず、住んでいるところも分からないので会いに行くこともできない、という状態だそうです。
相続人が行方不明の場合、裁判所に申し立てをして「不在者財産管理人」という管理人を選任し、相続手続きを進めることができます。
しかし、Bさんの場合、BさんがAさんを拒絶しているだけで、『行方不明』とは言えない状態のため、この制度では対応できず、何とか話し合いをつけるしかありません。
話し合いが難しい場合、調停や裁判などの手続きにより解決する方法があるのですが、その場合、時間も費用もかかります。
結局、まずは色々な手段でBさんに接触を図って、何とか話し合いに応じてもらうようにしていくことから始めることになりました。
相続の相談で、『財産の分配で揉めている』『相続人が沢山いて大変』『知らない相続人が出てきた』などは比較的よく聞く話ですが、近親者と話し合いすらできない、というのは中々ないので驚きました。
つくづく、相続という事案が、家族関係や当事者の価値観や歩んできた人生が大きく係るものなのだな、と実感しました。