このコーナーでは、浜松から日帰りで行けるプチ観光スポットをご紹介しています。
第50回目は東京ラーメンストリート③
昨夏から定期的に東京に通っている。会議は平日の午後からなのでゆっくり観光する間もない。そこで始まった東京ラーメンストリート編、かれこれ3回を数え、今や私の中では会議よりもメインイベントだ。八重洲中央口地下、東京駅一番街、東京を代表するラーメン店8店舗がこの一角に集結。僭越ながらその1つ1つに私の極めて主観的なコメントと評点を付けさせて頂いている。
さて、今回訪れたのは「ソラノイロ」。17:20頃到着、行列ができているのは前回訪れた「六厘舎」くらいであとはどの店も並ぶことなく入店できる。ここ「ソラノイロ」も6割程度の客入りである。店内は女子の部屋みたいな小洒落た造りになっていて、客層も女子(だいぶお歳は召されてる)が多い。看板メニューは「特性ベジソバ(1,100円)」、券売機に「ここでしか食べられない!」とあったら頼むしかないだろう。
10分程でベジソバが登場、その名のとおり野菜だらけである。麺もニンジンのような色をしていてパプリカが練り込んであるんだとか。具はブロッコリー、キャベツ、ニンジン、トマト、レンコンを揚げた物…た、確かにヘルシーである。スープもヘルシーで何と表現したら良いか分からない不思議な味を醸し出している。途中で味の変化を楽しむために柚胡椒が添えられているのだが、割と最初から全力で使った。新進気鋭の店主の、研ぎ澄まされたセンスとこだわりが感じられる一品。だが、私のような凡人には、そのセンスがあまりにも斬新過ぎて取り残された感がある。そんな私の様なお客さんのために、普通の中華そば(醤油・塩)も用意されている。
味★ 量★ コスパ★ 中毒性★ 斬新度★★★★ 総合1.4
気を取り直して2店目、「ちよがみ」に入店。同じストリート内にある「斑鳩」という店のセカンドブランド。東京の中華そばをコンセプトに、素材とスープにこだわっているそうだ。最もオーソドックスであろう「醤油中華そば(980円)」を注文、浜松で例えるなら有楽街の「みやひろ」を少し高級にするとこんな感じになる。求めていた安心感がここにある。ただ、Hpの店舗紹介に「日本の伝統が生み出す、至極の一杯」とあるが、作ってる従業員は皆外国人…このアンバランスさが東京独自のセンスなのだろう。
味★★ 量★★ コスパ★★ 中毒性★★ 安心度★★★ 総合2.7
今回の東京駅で学んだこと:都会のセンスはよく分からん。
次回予告:斑鳩入店予定(3月頃) しばらくラーメンは要らん。(こばやし)