シリーズ 信託の“肝”(11)

その「工夫」は、主にふたつに分けられます。

そのひとつは、贈与税の非課税枠を上手に活用する方法。
もうひとつは、贈与税が適用されないようにする方法です。

「親亡き後」への信託の活用の場合、非課税枠の活用方法としては、① 年間110万円までの「基礎控除」、②「相続時精算課税制度」、③「特定障害者扶養信託契約」の活用が考えられます。

一方「贈与税が適用されない方法」は、契約の効力発生時期に「委託者の死亡」と条件を付するか、あるいは「遺言信託」という方法を利用することが考えられます。

次回以降、ひとつずつご説明しますね! (中里)

こば紀行#11 伊勢神宮

このコーナーでは、浜松から日帰りで行けるプチ観光スポットをご紹介しています。

第11回目は伊勢神宮

今回は年の瀬のこの時期に(イブなのになぜか)、今年一年無事に過ごせた(過ごせそうな)ことに感謝すべく、お伊勢参りに行ってきました(縁結び祈願ではありません)。どうやら外宮と内宮の2つあり、本来なら外宮→ 内宮→おかげ横丁と回るのが王道らしいのですが、無知な私は外宮のみを回っただけで満足してしまい、あとは伊勢うどん食レポです。あらかじめご容赦下さい。

JRの青春18切符を利用すれば2200円程度で普通列車が1日乗り放題、名古屋で乗換え伊勢市駅まで早ければ3時間半程度で到着します。駅から外宮までの参道に沿ってお土産屋や食事処が並んでいます。参拝の前にまずは腹ごしらえから…

一軒目は「やとや」で巾着伊勢うどんなるものをいただきました。伊勢うどん自体は、ぷにょぷにょの太いうどんに、濃いめのたまり醤油みたいなタレを絡めたものです。このぷにょぷにょうどんを巾着に包み込み、例のタレで絡めたもので、山椒胡椒をまぶしてあります。コンビニのおでんみたいに巾着袋が浮かんでいて、注文するとお姉さんがすくい上げてくれます。私の虚しい心もすくい上げて欲しいものです。

二軒目はカフェ「びあんか」で鍋焼き伊勢うどん。こちらも濃い醤油汁の中にぷにょぷにょうどんが浸かっていますが、玉子の黄身を潰すと幾分かまろやかになります。ストウブ鍋でグツグツ煮込んであるので、心も身体も、サブい懐以外は温まります。

後は外宮前の「赤福」にて、名物赤福ぜんざいを。夏は赤福氷、冬はぜんざいだそうで、パッと見普通のぜんざいですが、食べても普通の…いや、赤福の雰囲気を存分にお楽しみ頂けます。

それでは、来年もみなさんにとって幸せな一年でありますように!(参拝してました)   (こばやし)