シリーズ 信託の“肝”(7)

税の続きです。

税制度というのは「実質的に利益を得た人から、利益に応じた応分の税金を徴収する」ことを基本としています。

売買契約なら、売買代金を受け取った売主に
贈与契約なら、タダでもらった受贈者に
労働契約なら、給料を受け取る従業員に それぞれ税金が課せられますね(給料の場合、源泉徴収の方法で所得税相当額が天引きされますね)。

では、信託の場合に「実質的に利益を得た人」は誰でしょう・・・? (中里)

民事信託の普及

先日、任意後見についてのご相談がありました。

相談者さんからは、信頼できる人へ自分の老後の支援をお願いしたいとのことでした。

法定後見では知らない人が選任されてしまう可能性があるので、自分がしっかりしているうちに信頼できる人へお願いしたいとのことでした。

その相談者さんへ信託についてお話をしたところ、「信託はお金のある人がするものでしょ。」という反応でした。多くの人が信託といえば商事信託をイメージするので、民事信託が普及していくように頑張らなくては!と新たに思いました。(ヨシミ)

こば紀行#7 下呂温泉

このコーナーでは浜松から日帰りで行けるプチ観光スポットをご紹介しています。screenshot_20161111-070051

第7回目は下呂温泉

今回は電車でのアクセス。浜松駅からJRを利用し、名古屋駅からワイドビューひだ利用で3時間20分程度、土日で「あおぞらフリーパス」を利用すれば3570円+特急料金で往復できます。私は午前8時過ぎに浜松駅を出発、お昼頃に下呂に到着しましp_20161105_135407た。

下呂温泉はいわずと知れた日本三名泉のひとつで、1000年以上の歴史を持つ温泉街で飛騨川沿いを中心に旅館、ホテルが林立しています。駅を出てすぐの観光案内所では温泉旅館MAPとともに、湯めぐり手形なるものが販売されています。加盟旅館の日帰り温泉を3か所利用できるというもので、1300円なのでそれなりにお得です。この手形をもって湯めぐりするだけでも1日楽しめそうですが、各旅館によって利用できる時間帯が限られているので計画的に回りましょう。p_20161105_132445

名湯と自分の世界にどっぷり浸かり、心も身体もほっこりしたあとは温泉街で食事を。最近?なのかは分かりませんが売出中とおぼしき名物のひとつがトマト丼。トマトに肉を甘p_20161105_150018辛いソースで絡めたもので、飛騨牛と下呂の新ブランド「なっとく豚」を使用したものと選べます。その他、飛騨牛らーめんや写真のあぶり飛騨牛寿司などご当地感満載の魅惑の食事処も多いのでまた来ようかなと。

夕方に下呂駅を後にし、帰りは名古屋駅で途中下車。夜のこば紀行の始まりです♪ (こばやし)

相談会のお知らせ

高齢者・障害者のための相談会・公開講座 (☜クリックしてご覧ください)

日増しに寒さが身にしみるようになりました。

先日、体調を若干崩してしまい、面談の予約をしていただいた依頼者にも、ご迷惑をおかけしてしまいました。

皆さまにおかれましても、体調管理には、くれぐれも気を付けていただきたいと思います。

 

さて、以前も紹介しました「高齢者・障害者のための相談会・公開講座」は、今週の土曜日です。

ぜひ会場に足をお運びください。(小出)

 

信託を届ける

どんな商品であっても,それが必要な方にとっては,とてもありがたい商品になります。

しかし,供給と需要の問題から,残念ながら消えゆく商品は多々あります。

信託の手続は,その手続が必要な方にとってはとてもありがたい手続です。

私たちは供給をする側となりますが,需要のある方に確実にこの手続を届けていきたい。

私たち「叶」は,司法書士を中心とするグループです。日々,勉強し研鑽しています。(本木)

 

 

民事信託の勉強

巷では、民事信託の書籍が続々と出版されているようです。

私も、何冊か購入して読んでみましたが、分かりやすいものから、

ん?ここ違っているのでは・・というものから様々なものがあります。

注意が必要なのは、民事信託の実務は、まだまだ発展途上段階ということです。

書籍の情報はすぐに古くなってしまいます。

基本を押さえて、定石を身に着けるには書籍を読み込む必要がありますが、

新たな情報を意識的に取集することも大切だと思います。

また、契約書作成の際の論理矛盾等、一人の視点では気づかないこともありますので、

仲間と議論する場を設けることも大切です。

「叶」では、月1回ペースで勉強会を開催し仲間同士で議論をする場を設けています。(名波)

 

シリーズ 信託の“肝”(6)

信託にはプランニング能力が必要というのが前回のテーマでした。

プランニングのひとつに「税」があります。
日本の税制度はとてもきめ細かくできており、資産の移動があれば必ずと言っていいほど課税の対象となりますので、信託をプランニングする場合にも「誰にどのくらいの税金がかかるか」をいつも意識しなければなりません。

このため、信頼のおける税理士との連携は、「叶」にも不可欠です。
「我こそは!」という税理士の方、私たちの活動にご参画をお待ちしています!! (中里)

信託とは全く関係ないですが・・・

このブログは特にテーマが決まってないということで、信託でも業務でもなくただ私の最近のできごとを今日は書きます。

先週2年近く使っていたタブレットが、急にネット接続ができなくなりました。PCでタブレットの故障について調べたところ、強制終了するボタン(?)を押せば直るという情報があったので試したら電源が全く入らなくなってしまいました・・・。

仕事でも使っていたので、仕方なく携帯ショップに持ち込んで新しいタブレットに交換してもらいました。友人からは「〇ニータイマーではないの?」と言われましたが、よくわかりません。

タブレットも新しくなってホッとした束の間、先日から携帯電話の調子がよくありません。相手の声がときどき聞こえないようになってしまいました。おしゃべりオバサンの私にとってとても辛いことなので、携帯ショップに行くことにします。(ヨシミ)

葬儀の生前契約にも「信託」を活用 その3(最終版)

野々垣です。

10月28日ブログの続きです。

葬儀の生前契約に「信託」が必要な理由は、葬儀会社や司祭者へのお支払いを確実にするためであることを申し上げました。

葬儀契約の「委託者」は、生前の葬儀契約をした方になります。

「受託者」は、委託者の親族等や葬儀会社と付合いのある信頼のおける法人にお願いすることもできると思います。

信託契約によって、委託者が受託者へ「葬儀費用の保管」と「葬儀費用のお支払い」を依頼します。

そして、葬儀費用の余りがでたときは、「受益者」が財産を引き継ぐことになるため、委託者の親族や生前に縁のある人が「受益者」になると考えられます。

このような仕組みで生前の葬儀契約が成り立っています。

葬儀会社に生前の葬儀契約の申込状況を伺ったところ、終活の意識が高まっていることもあり相談が増えているとのことです。

 

 

こば紀行#6 富士山5合目

このコーナーでは、浜松から日帰りで行けるプチ観光スポットをご紹介しています。screenshot_20161101-114632

第6回目は富士山5合目(山梨側)

東名高速道路御殿場ICから東富士五胡道路を通り富士吉田ICを降りたあと、富士スバルラインで五合目まで車で一気に駆け上がることができます。

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急な勾配やカーブがあまりないため、車窓から広がる美しい景色を見ながら快適なドライブを楽しむことができますし、標高が上がるにつれて、木々が次第に色づいていく様は圧巻です。しかし、何よりも圧巻なのは、標高2305m付近の駐車場には、売店が立ち並ぶと共に、観光バスと中国人観光客であふれかえっているのです。世界遺産登録の影響でしょうか、数年前に訪れた時とはずいぶん変わって異国情緒あふれるスポットになり果てていました。 それでも五合目から頂上を見上げていると、己の小ささと大自然の偉大さを感じる取ることで、少し澄み切った自分になれます。

帰りは麓の河口湖畔で散策と食事を。河口湖近辺には「ほうとう不動」や「小作」など、ほうとうの人気店が多く、お昼1時半を回ってもまだ観光客で並んでいましたが、今回私が立ち寄ったのは河口湖美術館近くの「ほうとう研究所」(B地点)。ほうとう作り体験工房的なものと思いきや、海鮮ほうとう専門店なるもので、鱈や鮭、いくら、ホタテなど具材をふんだんに使ったほうとうでした。他ではなかなか味わえないもので、観光客も少なく、もしかしたら穴場なのかもしれません。河口湖を後に、そのまま西進。西湖湖畔の日帰り温泉「いずみの湯」でゆっくりした後は、本栖湖、西富士道路経由で家路につきます。富士山周遊コースは色々なパターンがあるので紅葉シーズンのドライブに是非。(こばやし)

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