介護用ロボット

最先端の科学技術の話を伺うと、驚くことがたくさんあります。

 

例えば、家の中で「台所へ行きたい」とか「電気をつけたい」と思っても、身体の不自由な方は、人の手助けを借りなければできないのが現状です。しかし、介護用ロボットを利用すれば、頭に帽子型のセンサーを付けることによって、脳の信号を読み取り、どのようなことをしたいのかを判断して、車椅子や家電などに命令します。「台所へ行きたい」と思えば車椅子が台所へ移動し、「電気をつけたい」と思えば点灯したりと、その方の意思で、動かすことができるようになるそうです。

実験段階の話ですが、その日がくるのもそう遠くないかもしれません。

 

このように、科学技術の分野だけでなく、法律の分野においても障がい者に寄り添う制度はあります。その一つが「民事信託」です。

様々な分野の力を結集すれば、障がいを抱えた方が、今以上に生き生きと豊かに過ごせるようになると、私は信じています。(小出)