民事信託の勉強

巷では、民事信託の書籍が続々と出版されているようです。

私も、何冊か購入して読んでみましたが、分かりやすいものから、

ん?ここ違っているのでは・・というものから様々なものがあります。

注意が必要なのは、民事信託の実務は、まだまだ発展途上段階ということです。

書籍の情報はすぐに古くなってしまいます。

基本を押さえて、定石を身に着けるには書籍を読み込む必要がありますが、

新たな情報を意識的に取集することも大切だと思います。

また、契約書作成の際の論理矛盾等、一人の視点では気づかないこともありますので、

仲間と議論する場を設けることも大切です。

「叶」では、月1回ペースで勉強会を開催し仲間同士で議論をする場を設けています。(名波)

 

シリーズ 信託の“肝”(6)

信託にはプランニング能力が必要というのが前回のテーマでした。

プランニングのひとつに「税」があります。
日本の税制度はとてもきめ細かくできており、資産の移動があれば必ずと言っていいほど課税の対象となりますので、信託をプランニングする場合にも「誰にどのくらいの税金がかかるか」をいつも意識しなければなりません。

このため、信頼のおける税理士との連携は、「叶」にも不可欠です。
「我こそは!」という税理士の方、私たちの活動にご参画をお待ちしています!! (中里)