こば紀行#45 名古屋めし①

このコーナーでは、浜松から日帰りで行けるプチ観光スポットをご紹介しています。

第45回目は、名古屋めし①

12月の土・日を利用して3日間、愛知県司法書士会というところで研修を受けることとなった。本来、地元静岡でも受けられる研修だが、静岡で受けるには3ヶ月以上待たねばならない。正直、最初は名古屋まで通うなんて遠いし面倒くさいんでためらったが、所属組織の事務局のお姉様が「研修ついでに例のブログのネタ探しにいいじゃん」と割と簡単に言ってくれたので、「あ、その手があったか!」と思い通うことにした。

研修会場は金山駅から徒歩5分程度のところにある。駅を出て会場へ向かう途中、とある一方向に向かってのみ50代~それより上の年代と思われるおっさんの隊列が出来ていた。どのおっさんも割と似たり寄ったりの格好で、時折新聞を手にしたおっさんもいる。気になって私もその隊列に従い歩いて行くと、半ば想像通り、隊列の行き着いた先はJRAの場外馬券場…しかも、当日はG1レースの開催日だ。目的地よりも先にここに辿り着いたことに運命を感じた私は、この直感と自分の強運を信じ、メインレースの勝馬投票券を購入、夢を託した。が、数時間後、その夢はただの紙屑へと変わる。軽率だったと反省している。

修を終えると18時を少し過ぎていた。めぼしい観光スポットを巡る時間もない。ただただ腹ぺこだったので、名古屋駅で名古屋めしを特集することにした。名古屋駅新幹線口、出てすぐのところから「エスカ」という地下街に繋がっている。この地下街に名古屋めしを代表する名店が集結している。今回は味噌カツ「矢場とん」に入店した。鉄板とんかつやわらじとんかつ、ロース、ひれなどの定食もある中、私はみそかつ丼を注文した。定食でも丼でも先に肉だけで提供され、肝となるみそソースは後から店員さんが肉にかけてくれる。となりのおっさんの定食の方が旨そうだなぁ…待ちながらそんなことを思っていたが、実際そのとおりだったと思う。みそソースは結構甘く、それがご飯にまでかかってしまうとちょっとしつこいのだ。メニューのチョイスも、軽率だったと反省している。そして余談だが、レジのお姉さんが矢場とんのマスコットキャラに似すぎなのが矢場かった。

こんな消化不良のまんま浜松になんて戻れやしない。帰りの電車を待つホームにきしめんの立ち食いうどん店がある!最後のシメにと天ぷらきしめんをオーダー♡あれ、おかかで天ぷらが見えない(´・ω・`)おかかが多いのか、天ぷらが小さいのか…ただ、いずれにせよ軽率だったと反省している。(こばやし)