こば紀行#15 R150沿線

このコーナーでは、浜松から日帰りで行けるプチ観光スポットをご紹介しています。

第15回目はいちご狩り

最近のこば紀行は第10回目の奥湯本編以降、伊勢神宮、白馬、小田原城、彦根城と続き「日帰りで行くには過酷すぎる…」、「そもそもプチではなくガチの観光スポットだろ!」等々、若干クレームにも似た声がちらほらと聞かれましたので、今回は原点に立ち返るべく近場のスポットをご紹介します。

すべて国道150号線沿いです。まずはいちご狩り、旧大須賀町にある「赤ずきんちゃんのおもしろ農園」に向かいます。150号線をひたすら東へ1時間、通り沿いに赤ずきんちゃんの看板が見えてきます。このエリアでは随一の規模と知名度を誇る農園です。土曜午前10時半頃の訪問でしたが、駐車場はほぼ満車、受付まで15分以上待たされました。

いちご狩りのシーズンはだいたい12月~5月GWあたりまでです。値段も時期によって違い、シーズン後半になるほど料金は安くなります。その分若干品質も変わってくるのかな..ちなみに今時分~3月中旬位までは大人(小学生以上)1,650円でした。品種は「あきひめ」と「紅ほっぺ」から選べます。酸味が少なく甘いのが「あきひめ」、みずみずしく酸味があり、よくケーキなんかでも使われるのが「紅ほっぺ」です。この農園ではどちらも値段は同じですが、他農園だと紅ほっぺの方が高かったりすることが多いです。今回はお連れ様が紅ほっぺ派だったので渋々こちらのチョイスでしたが、私は断然あきひめ派です。いちご狩りの時間は40分。時間制限はあるものの実際結構アバウトですし、40分もいれば十分です。最初はいちごのみで頂き、段々飽きてきたらミルクをつけて食べましょう。受付でミルクをもらえますが、足りなくなるので事前にコンビニで購入しておくのがオススメです。現地でも200円で追加調達できます。

たらふくいちごを食べたあとは「大東温泉シートピア」(B地点)で休憩。そのまま150号線を東へ9分で到着です。値段が510円とリーズナブルなのと、帰り際、駐車場に向かうまでの湯上がりに浴びる強烈な潮風が特徴です。そして、帰り道、食事は竜洋にある洋食屋「来“留芽」(C地点)でどうぞ(右写真は牡蠣フライのオムライス)。外観はかなり年季の入った建物ですが中はおしゃれな喫茶店です。周囲に何もない割に昼時はほぼ満席で、ちょっとした地元の人気店です。たぶんデートでも使える穴場です。教えてくれたK出さんの思い出も詰まっているのかもしれません。ありがとうございます。 (こばやし)