直接、話を聞く大切さ。

先日、先駆的に民事信託に取り組んでこられている某金融機関を訪問させていただきました。

民事信託に関するセミナーに参加したときに、講師からその金融機関の方からの情報ということで紹介があり、信託財産に対する融資の実務についてお伺いするための訪問でした。

セミナーの講師からは、「○○は気を付けた方がいいらしいですよ」等の事前情報が入っていたため、実際の実務でもいろいろな特殊性があるのだろうという先入観を持ちながらの訪問となりした。。

実際にご担当者のお話をお伺いすると、その方の人柄の良さもあってか、訪問前のずっともやもやとしながら目の前にあった不安が、霧が晴れるように解消されていくことを自分の中に感じました。

「基本に忠実に、シンプルに考える」

私の得た答えでした。

確かに、実務上の細かな注意点や現状の限界点もあるのですが、実際に信託財産への融資実務に取り組まれている方のお話を直接お聞きできたことは、なによりの収穫でした。

そして、直接、お話をお聞きする大切さを身に染みて感じた出来事でした。

委員 名波直紀