こば紀行#21  渥美半島

このコーナーでは、浜松から日帰りで行けるプチ観光スポットをご紹介しています。

第21回目は渥美半島どんぶり街道

以前、こば紀行の取材候補地を公募したところ、当グループのM木座長より「サンテパルク田原」にあるレストランMOGUを勧められました。今回、そこを取材すべく目指していたのですが、どうしても名称が思い出せず、間違えて「田原めっくんハウス」に辿り着いてしまいました。今回のこば紀行はこちらからスタートです。

めっくんハウスは渥美半島でも田原市の中心、国道259号線沿いにある道の駅です。当初目的だったMOGUを探しても見つからず途方に暮れていると、駐車場付近にあるプレハブ小屋で「カラクリ焼き大あさり」の文字を発見したのでフラフラと入ってしまいました。大アサリ焼きは渥美半島の名物で、10㎝以上はある大きなあさりを殻ごと焼き醤油で味付けしたものです。貝からでる汁の旨味と醤油の組み合わせが絶品です。カラクリ焼きはこの大あさりを食した後、残った出汁にご飯をのせて焼き上げるもので、うずら卵とネギ青のり等の薬味が散りばめられています。貝雑炊みたいなイメージでしょうか….大あさりの出汁をうまく活用した、究極のリサイクルメニューですので是非お試し下さい。(焼大あさり600円、カラクリ焼大あさり700円) ↓before    after→ 

とはいえ、量的にはまだ前菜みたいなものです。かえって食欲に火がついたところに観光案内所で「どんぶり街道MAP」なるものを発見しました。渥美半島にある地元飲食店を紹介するMAPで、加盟店は全部で36店舗あるようです。各店舗が大あさり、田原牛、三河ポーク等地元名物を使ったアイデア丼をメニューとして提供し、それをどんぶり街道と称して紹介しています。どれも魅惑的で悩ましかったのですが、彩りトマト麻婆丼の「地産地消レストラン日出丸」をチョイスしました(B地点)。トマト麻婆丼はトマトの酸味と麻婆の辛みが絶妙でしたが、個人的には今度食べるなら大あさり麻婆定食かなと…ただ、このどんぶり街道、他にも35店舗もあります。こば紀行でのシリーズ化はほぼ決定です。 (こばやし)

私の友人~2~

(前回の話)

私の友人~その1~

 

そこから数年後、Aから次のような連絡が入りました。「俺、来月で会社辞めるよ。」

 

メールでのやり取りの中で、地元の友人たちは、歓迎ムード一色でしたが、私は、今後の彼の再就職を考えると、非常に心配でした。

 

なぜなら、当時の社会状況は、とても不景気だったからです。実際、私が勤めていた会社も倒産処理に向けて準備を進めていましたし、出張で名古屋に行ったときには、いたるところでブルーシートを敷き詰めた浮浪者たちが生活している光景を目の当たりにもしました。

 

私は、Aに考え直してもらうよう、直接、電話を入れました。私の考えをAに伝えると「小出、ありがとう。」と言い、「実はな…」と話を続けました。

 

Aが会社を辞める理由は、前回のお話でも紹介しましたが、地元に戻りたいとの思いがありました。しかし、決断した理由は、Aの父が癌を患ったからでした。余命も宣告されたため、父親を看取りたいのと同時に、付き添っている母親が心配であるとのことでした。Aは三人兄弟の末っ子ですが、上の二人のうち一人は県外で、もう一人は県内ですが地元から離れていて、ともに家庭を築いて自宅を構えていました。対してAは当時独身で、アパート暮らしであったので、Aだけが動ける状況だったのです。

 

Aが地元に帰ってきてからは、よく遊びました。テニスサークルを作ったりして、外部の人間とも交流しました。これは、Aに看病疲れが出ないよう、気分転換の時間を過ごしてほしいと、私なりの思いがありました。

 

地元に戻って1年半後、Aから訃報のメールが届きました。通夜に伺うと、Aは晴れやかな表情で出迎えてくれました。私は「看取れたか?」と尋ねると、Aは「しっかり最後を看取ったよ。」と答えました。私は、彼が地元に戻った想いが叶ったことに、通夜であるにもかかわらず、不思議と安堵感を覚えました。

 

その後、Aは無事、再就職することができました。そこから普段通りの日常が過ぎ、Aが再就職して、最初のゴールデンウィークを迎えようとしてました。私は、何気なくテレビを見てると、夜の8時54分ごろの地元のニュースから、C子とDちゃんの名前が聞こえました。C子とDちゃんは、私とAの親友であるBの妻(C子)とその子(Dちゃん:当時2歳)でした。そのニュースが終わると、携帯にはAからの着信が鳴りました。携帯に出ると、Aにしては珍しく慌てた口調で叫んでました。「小出、ニュース見たか?」(続く)(小出)

今年度打ち上げを開催しました。

本木敦です。

 

写真が無く,文字だけで恐縮です。

先日(13日)叶うの今年度の打ち上げを行いました。

少しアルコールを含めて,ワイワイやりました。

次年度に向けて,

①信託の相談用のマニュアルのようなものを作ること

②セミナーの開催

③ホームページの充実

等々いろいろな話ができました。

更に良いサービスを提供することができるよう,叶うは研鑽を続けていきます。

 

終了後の財産の帰属先は、必ず定める必要があるの?

民事信託の契約書には、信託終了時の残余財産の帰属権利者が指定されているのが通常です。

民事信託が遺言の代用として活用されることから、財産の帰属先が書かれているのが当然といえば当然。

ただ、ふと契約書にその定めがない場合にどのようになるかが気になり、調べてみました。

信託法の第182条の第2項にしっかりと書いてありました。

契約書の中に「委託者又はその相続人その他の一般承継人」を帰属権利者として指定する旨の定めがあったものと「みなす」。

(若干、表現を変えてあります)

こういうのを「みなし規定」といいますが、契約書に書いていなくても、そのように書いてあると法律が擬制することになります。

第3項には、これでも定まらない場合が書かれていますが、通常は第2項で解決するでしょう。これで一安心。(名波)

こば紀行#20 新横浜

このコーナーでは、浜松から日帰りで行けるプチ観光スポットをご紹介しています。

第20回目は新横浜ラーメン博物館

新横浜といえばラー博、私の中では新横浜の代名詞の様になっていて、司法書士になりたての研修期間中、神奈川近郊に滞在した際に足繁く通った場所です。新横浜駅から徒歩7分、浜松から新幹線で1時間ちょっとで来れてしまう程アクセスも抜群です(さすがに浜松からは足繁く通ってません)。

館内は1Fに展示物やショップなどが並び、B1F、B2Fが体感ゾーンと称して、全国各地の有名ラーメン店が9店舗程出店しています。1994年の開業時からある「こむらさき」や、「すみれ」などレギュラー店のほかに、その時々の話題性のある期間限定店が、定期的に入れ替わりで入るそうです。過去には徳島や和歌山ラーメン等もあったような…各店舗にはミニラーメンのメニューも用意されているので、色んなお店の食べ比べができます。

コンセプトは「全国各地のラーメンを飛行機に乗らずに食べに行ける」。その後の各地のフードテーマパークの先駆け的存在でもあり、尚且つ流行廃りの激しい同業界にあって、20年以上に渡り多くの人々を引き寄せるカリスマパークでもあります。今回私が訪れたのは雨の降る日曜、正午過ぎでしたが、入館までに30分、1店舗あたりの待ち時間が平均90分と、ディズニーランドを彷彿とさせる混雑ぶりでした。そろそろファストパス的なものができるものと個人的には思っています。

そういえば、浜松にも新浜松駅すぐそばに似たようなフードテーマパークがありました。私もオープン当初は「新横浜まで行かなくても食べ歩き出来る」と歓喜したものですが、気が付けばうなぎ屋ととんかつ屋だけとなり、やがて廃墟と化しました。流行に乗るのは簡単だけれども、絶えずニーズを掴み生き残るのはそんなに簡単なことではない。流行はただ乗るのでなく、自ら作り出さなきゃダメかもな…新浜松からはそんなことを学んだ気がします。(こばやし)

 

私の友人~その1~

私には、ユニークな友人が何人かいます。

その中のAという友人は、高校卒業後、東京にあこがれて上京し、なんとなしに就職してしまいました。

年末やお盆には帰省して顔を合せておりましたので、Aの東京での暮らしには、さほど心配はしておりませんでした。

 

20代半ばごろ、ゴールデンウィークの最終日である5月5日、アパートで暮らしていた私は、午前6時の呼び鈴に目を覚ましました。

「休みの朝っぱらから誰だ?」と思い玄関に出ると、そこには友人Aが、ボロボロな姿で立ち尽くしていました。

「どうしたの?」と声をかけると、「ふられた…」と一言発し、目に涙を浮かべ始めました。

彼女にふられたのは理解できましたが、ボロボロの姿が心配でしたので、再び問い直すと、

「歩いてきた…」と一言。

私は「東京から?」と聞くと、コクリと頷きました。

 

どうやら、彼女にふられて寂しくなり、2、3日ぐらい旅に出ようと歩いていたら、ふと、故郷の友人に会いたくなり、ゴールデンウィークの期間を使って、歩いてきたとのことでした。服がボロボロだったのは、公園などで寝泊まりしたからとのことでした。

 

私は地元の友人たちに声をかけ、Aのために宴を開催し、その日のうちに東京へ送り返しました。この一件以来、顔を合せるたびに「浜松へ戻りたいなぁ」がAの口癖となっていましたが、バブルが弾けた後の就職先は狭き門のため、Aだけでなく、私も含めた友人たちも、実現することはないと考えておりました。

 

そこから数年後、Aから次のような連絡が入りました。「俺、来月で会社辞めるよ。」(続く)(小出)

市井

本木敦です。

これは,全く私の無教養から来るとても恥ずかしい話です。

先日,妻がシセイの人の話が愉しめるという言葉を聞きました。。

私は,姿勢の人と頭に浮かべていたので,姿勢がいい人の話かなと思って相づちを打ったところ,なんか意味が通じない。

よくよく聞けば,市井の人だということでした。しかし,市井と書いてシセイと読むとは知らなかった。。。

意味は「人が多く集まり住む所。まち。ちまた。」とのことです。

皆さんはご存知だったと思いますが,自分の語彙が少ないことを改めて認識した次第です。

世の中が急速に変わろうとしている?

 

先日、新経済サミットというイベントに参加してきました。

最近話題になっているAI、ドローン、フィンテック等のテクノロジーが、現状、どのようになっているのか、これからどのように社会を変えようとしているかについて、その第一線で活躍している方々から示唆に富んだ話を聞くことができました。

法律に携わる者としてハッとしたのが、テクノロジーの進化に呼応するかのように国の方向性を示す基本法がすでに成立していたということです。

 官民データ活用推進基本法という法律です。

官民が一体となって、インターネット上を中心とした膨大なデータを活用して、国民の生活をより豊かにしていこうという方向性が示されています。

今後は、データという存在が、金融資産等と同様により重要になっていくかもしれません。

民事信託でも、データの管理・運用・処分が重要なテーマになる時代がくるかもしれませんね。(名波)

 

こば紀行#19 G8富士カントリークラブ

このコーナーでは、浜松から日帰りで行けるプチ観光スポットをご紹介しています。

第19回目は、こばゴルフ

私がゴルフを始めたのは22歳の頃、会社の先輩に連れられて、ゴルフ練習場でクラブの握り方を教わったのが最初です。その帰り道、近所のホームセンターで3000円の7番アイアンを購入。翌日、無謀にもそのクラブ1本を持って本コースデビューを飾りました。「ボールに当てて前に飛ばせばなんとかなる!」、そんな先輩の温かい言葉を信じ本コースに出たものの、ボールを飛ばすどころか転がすだけで精一杯。一度もカートに乗ることなくひたすらボールを探し、追いかけ、ジョギングしました。スコアなどカウント不能、彼を信じた私がバカでした。あれから20年…いまだにゴルフを続けている(何回か挫折して中断はしました)自分が奇跡です。

今回訪れたのは、富士山の麓にあるG8富士カントリークラブ。普段はたいてい、袋井や森町あたりのゴルフ場を利用するのですが、1度富士山を眺めながらプレーをしたいとのことで、その夢が叶った形です。幸い当日は天候にも恵まれ、素晴らしい眺めでした。ただ、富士山が近すぎて若干見上げなければならなかったこと、最初の2ホール以外はほぼ林に囲まれていてどこに山があるのか分からなかったこと、基本的に山を背にプレーするコースレイアウトであったこと、そもそも眺めながらプレーできるレベルになかったこと、以上の点が心残りではあります。

コース自体はフェアウェイが狭めで林が多く、難易度としては高めかもしれません(私にとってはどこのコースも高難度です)。時折ギャラリーとしてコース上に鹿が登場します。打席に立つ時、鹿に打ち込んで、鹿に叱られないようにヒヤヒヤしました。しかし、そんな心配をよそにボールは全く見当違いのところへ飛んでいき、鹿にはシカトされる有様でした。そして、何よりここのゴルフ場の担々麺は絶品です。是非、お試し下さい。 (こばやし)

※こば紀行では現在、取材同行スタッフを募集しています。ゴルフ好きでレッスンプロにもなれるレベルの方(できれば彼氏のいない20代独身女性でお願いします)、ご応募お待ちしております!

 

司法書士総合相談センターしずおか

私は、現在もガラケーを使用しております。先日、そのガラケーにSMS(ショートメッセージサービス:電話番号を用いたメール)で、利用した覚えがない架空の請求が届きました。

一読して削除したので、詳しい文言は覚えていませんが、一般的な方が読まれれば、不安をあおるような文言だったように思われます。

 

身に覚えがなければ、無視して問題ないわけですが、どうしても気になる方は、

 

司法書士総合相談センターしずおか

TEL 054-289-3704(月~金)(14:00~17:00)

 

にご相談ください。静岡県の司法書士が、交代で電話相談に対応しております。くれぐれも業者に連絡をすることは避けてください。(小出)