認知症

司法書士には、成年後見専門団体リーガルサポートというものがあり、私も入会しております。先日、リーガルサポート主催の研修があり受講してきましたが、研修内容の一部に、現在、私が連載している「認知症」が取り上げられました。法律職とはいえ、この病気に対する理解は必要不可欠であることをあらためて認識しました。今回も、認知症について話してまいります。

認知症の症状は、中核症状と呼ばれる認知機能障害と中核症状によって引き起こされる周辺症状と呼ばれる非認知機能障害とに大別されるようです。

中核症状とは、認知症そのものの症状であり、全ての認知症の人に起こる症状です。記憶の障害、見当識の障害、判断力・理解力の障害などがあります。

これに対して、周辺症状とは、幻覚・妄想、性格変化などの精神症状と、徘徊、過食、拒食、失禁などの問題行動に分けられます。これらは、人によって差があり、周囲の環境と関連していることもあるようです。(小出)

2019年4月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : trust