型にはまる

若い頃は「型にはまる」ということを否定的にとらえていました。

年齢を重ねるごとに,型はとてもありがたいと思うようになりました。

思えば,ソフトボールの型,陸上競技の型,勉強の型,司法書士の型いろいろなことを学んできたような気がします。

当時は意識はしていませんでしたが,私が取り組んできたものにはすべて「型」があり,それにはまるように学習していたような気がします。

この年になって「型にはまる」ということは本当はできないのではないかと思います。

「型にはまる」過程の中で,必ず派生するものがでてくる。完全に型にはまることはできないと思います。

派生するものこそが「個性」であり,本当の意味での「個性」とは,「型にはまる」過程を経なければ生まれないのではないか,と思います。

文責:本木敦

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2018年5月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : trust