こば紀行#13 小田原城

このコーナーでは、浜松から日帰りで行けるプチ観光スポットをご紹介しています。

こば紀行、こばの城攻め編第1弾 小田原城

浜松から車で約2時間半、戦国北条氏の時代に難攻不落と言われたこの城は、町全体を土塁と堀が取り囲む全長9㎞にも及ぶ総構えが築かれ、小田原征伐の際には6万の兵で22万の豊臣軍を迎え撃ちました(B地点)。とはいえ、この城の歴史的背景については、ここの読者の皆さんには釈迦に説法かと思われますのでここで割愛。私は今回電車で訪れましたが、大晦日だったため、天守閣にも歴史資料館にも入場できず(12/31~1/2休館)、このままでは、年の瀬に俺は一体何しにここまで来たんだ?との自責の念に駆られたので、せめて秀吉目線(上から目線)で小田原城を見てやろうと、石垣山一夜城も併せて回りました(A地点、写真は秀吉目線の小田原城一帯→)。

ところが、無計画かつ半ば自暴自棄気味に思いついたルートのため、小田原城からは徒歩1時間もかかり(しかも途中からほぼ登山)、挙げ句の果てには石垣山山頂付近の食事処も閉店している始末….年末年始でなければ「一夜城ヨロイヅカファーム」が営業中で、おいしいケーキやソフトクリームが食べれたそうな(行きたかった..(T-T))。登山道中には一夜城を訪れた武将名鑑的なものが100M間隔位で散りばめられてるので、退屈しのぎ(小休憩)にはなります。ちなみに早川駅からであれば、徒歩40分の登山で済みます。

ヘロヘロで辿り着いた食事処は「ゴーゴーカレー」(C地点)。金沢カレーが売り物の国内外70店舗以上を展開するチェーンです。小田原なのに金沢カレー?ここまで来てカレー?てか、何でゴリラ?数秒の自問自答と葛藤の上、店に足を踏み入れ注文すると、黒いドロっとしたルーにライスが見えない程のカツとキャベツが乗ったカレーが登場。ルーは55の行程を5時間かけて煮込み、それを55時間寝かせて熟成させたそうな。ゴーゴーの名前の由来は創業者が松井秀喜の大ファンで、その松井の背番号55から取ったんだと、グーグル先生がおっしゃっていました。静岡から最寄りの店舗です、是非お試しあれ。 (こばやし)