「叶(かなう)」のブログです。
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命
先日、浜松市精神保健福祉センター主催の「いのちをつなぐ手紙」というイベントに相談員として参加しました。3月は自殺対策強化月間ということから、この時期に開催されたようです。イベントでは「あなたは、決して一人ではない」と繰り返し呼び掛けていました。
「命」の大切さを、あらためて伝えるものでした。
では、「命」とはいったい何なんでしょうか?
私は、「命」というものは、自分のものであって、自分だけのものではないと考えます。「命」というものは、社会のものでもあると考えています。社会が、一人一人の力を必要としているのは、その証(あかし)ではないでしょうか。言い換えれば、誰か一人が欠けても、世の中というものが成り立たないということだと思います。
このように、社会に必要とされてるからこそ、私たちは、些細なことであっても、社会に役立つことをしていかなければなりません。
そのためには、相手の心の痛みがわかる人間になること、相手の身になって考えることが大事だと思います。
何らかの衝動で、死へ向かおうとする方も、自らが社会の一員であることを自覚をすれば、思いとどまることができるのではないでしょうか。
自ら命を絶ったときの周囲の反応に思いを巡らせば、愚かなことをしないのではないでしょうか。
「命」というものが社会化、共有化しているからこそ、「あなたは、決して一人ではない」わけです。
「命」というものは、自分のものであって、自分だけのものではない、社会のものでもある。皆さんも、一度考えてみてください。(小出)
民事信託受任のために2
本木敦です。
このようにして調査を行ったあとは,本人から将来について聞き取る。聞き取るといっても,こちらから質問ばかりしするようなスタイルは避けたほうがいい。信託の手続は法律的な手続なものであるが,本人の将来の希望は必ずしも法律的な問題ばかりではない。雑談をするような感じで本人の希望を聞いていくのが望ましい。それだから時間がかかる。でも,今後長期間にわたって存続することになるかもしれない信託のため,やむを得ないであろう。聞き取っていくのにあたり,誰を守る必要があるのかということには留意する。筆者は信託は守るべき者を守るための手続と考えているからである。
聞き取りの対象は本人だけではない。
続く
書籍探検⑥ あなたの1日は27時間になる
今年も2ヶ月が経過し、年初にたてた目標を忘れがちな時期かもしれません。
私は、1月の下旬から体調不良の日がしばらく続き、生活リズムを取り戻すため半年以上前に一読した本書を最近読み直しました。
本書には、4週間を1週間ごとにわけ段階を追って生活習慣を改善する方法が記載されています。
その方法は著者の経験に基づくものであるため説得力があります。
詳細は本書を読まれてのお楽しみとして、重要点は基本的なことですが、コツコツと努力を続けることと、何かを始めるには何かを捨てる勇気を持つことであると感じています。
そして、高いパフォーマンスは健康的な身体から生み出されます。
- そのために、私は、食事、睡眠、運動に配慮した健康的な生活を常に心がけるようにしています。
この季節の変わり目に皆様自身の生活習慣を振り返るのもいいかもしれません。(野々垣)
https://www.amazon.co.jp/あなたの1日は27時間になる%E3%80%82――「自分だけの3時間」を作る人生・仕事の超整理法-木村-聡子/dp/4478064776
NHKクローズアップ現代で「家族信託」!でも・・
先日、たまたまNHKを見ていたら、クローズアップ現代で「家族信託」が取り上げられていました。
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3942/
相続イノベーションと称して「信託」の活用についてまとめられた内容でした。
TV番組で取り上げられるということは、その活用が広がっている一つの現れだと思います。
一方で、少し気になったのが、分かりやすくするためなのか成年後見制度について一切触れられていなかったことです。
信託も万能ではありません。他の制度とのバランスを考えながら活用されるべきことをあらためて感じさせてくれる内容でもありました。
(名波)
シリーズ 信託の”肝”(17)
「プランニング」という項目の一つとして税の話題が続きましたが、税の話はいったん終了。
今回からは、同じ「プランニング」の観点から、他の話題を書き留めていきます。
私たちが、課税と同じように慎重な注意を払っている点に、信託の終了時まで見通しを立てておくことがあげられます。
民事信託は、内容によっては、長期間にわたって受益者の生活を守っていく使命を帯びることになります。
契約締結から信託終了までの間には、委託者や受託者などの関係人が死亡したり、判断能力が低下して業務が遂行できない事態に陥ったりすることも考えられます。
親亡き後の場合、受益者たるお子さんの障害の状況が悪化することも想定できます。
また、生活環境の変化に伴う受託者の経費、受益者の生活費等のコスト変動にも対応できるようにしておかなければなりません。
信託には、先を見通す力も求められるわけです。 (中里)
女性のための女性司法書士による無料相談会の開催
浜松労政会館で、3月5日(日)13:30~16:00まで「女性のための女性司法書士による無料相談会」が開催されます。
この相談会は、昨年9月に静岡市の静岡県司法書士会館でも開催されました。休日ということもあって、多くの相談者が来所されました。小さいお子様を持つお母さんも、キッズスペースを利用できるということもあり、相談会は大変好評でした。
当日は相談員として、すべての女性が自分らしく前向きに人生を過ごせるお手伝いができるよう、
がんばります(^^)(ヨシミ)
こば紀行#16 あらたま
- このコーナーでは、浜松から日帰りで行けるプチ観光スポットをご紹介しています。
第16回目はあらたま
浜松中心街より車で北へ40分、浜北北西部、天竜浜名湖鉄道宮口駅周辺は麁玉(あらたま)地区と呼ばれ、庚申寺や花の舞酒造本社があることで若干知られています。毎年秋になると花の舞の新酒味見会が開催されるため、この界隈は大変な賑わいを見せるようです。また、日帰り温泉「あらたまの湯」は(B地点)、660円とリーズナブルな値段の割に源泉も楽しめることから、地元民のみならず近郊の人達からも愛されています(ただ、愛されすぎて休日の源泉コーナーはすごい人だかりです)。
しかし、「あらたま」と言えばやはりこの人、司法書士後藤克教先生です(狭い業界PRで大
変恐縮です)。パッと見、麁玉小の教頭先生あるいは、あらたま郷土博物館館長のようなオーラを醸し出していますが、トランプやカリン様等の異名も持つ(いずれも自称)、少し(かなり)変わり種の先生です。カリン様の異名の由来は、おそらく某アニメキャラに目元と体型(主に腹回りのみ)が似ているからではないかと推察されます。フォローですが、仕事ぶりはいたって真面目かつ誠実です。
あらたま先生は、この地区で「あらたま司法書士事務所」を構え、そして、なぜか敷地内で牛を放牧しています。南正面口からは2,3頭しか確認できませんが、自宅裏には牛舎?らしきものがあり、10数頭もの牛が中でひしめいています。まるでドナドナの世界です。残念ながら乳搾り体験コーナーはないとのことですが、来所の方には搾りたての牛乳が振る舞われるとか振る舞われないとか…(都市伝説)。因みに中はごく普通の司法書士事務所です。フォローですが、素敵な事務所です。
帰りの食事は「孫悟空浜北店」(C地点)。自称とはいえカリン様に会ったら悟空でしょと、名前だけで無理矢理関連付けて寄ってみましたが、かなりの人気店です。餃子が名物で、おすすめです。キャベツ中心のあっさりした石松系ではなく、ニンニクの効いた餃子で私は大好きです。観光スポットなのか?微妙な回となってしまいましたが、新スポットを開拓したい方は是非!(こばやし)
高齢者は、何歳から?
最近、日本老年学会と日本老年医学会が、高齢者の年齢を75歳からとする提言をしたとのニュースを耳にしました。現在、高齢者と呼ばれる方は、65歳以上ですから、先ほどの提言を取り入れると、65歳から74歳までの方が、高齢者でなくなるため、日本の高齢化率は一気に下がることになります。しかし、その世代の方が、世の中から消えるわけではなく、高齢者の分類から外したからといって、急に体力が回復するわけでもないため、この提言には、賛否両論があるようです。
私は、年齢によって、ここから高齢者ですと線引をすることに、若干疑問をもっています。生まれてから小学校入学までは、概ね足並みをそろえて成長するでしょうが、老いるときは、人生いろいろではないでしょうか。若い年齢から社会にでて、労働に従事した方には、もうこれ以上活躍する気力も体力も残っていない人もいれば、健康管理に気を使い、ゆとりのある生活を続けていく人もいて、人それぞれという感じではないでしょうか。
高齢者の状況は千差万別なわけですから、あまり意味のある線引ではないような気がします。自分が高齢者と思ったときが高齢者でよろしいんではないでしょうか。(小出)
民事信託受任のために1
本木敦です。
民事信託をお願いしますと言って依頼してくるお客様はあまりいない。むしろ、そう言ってお願いされると、失礼ながらなにか思惑があるのかなと勘ぐってしまう。それ程、未だこの手続きは広く浸透しているとは言いがたい。
相続対策とかでお見えになったお客様に対して民事信託という手続があることを説明して、受任にいたるケースがほとんどと言える。
受任したらスキーム等を考えていく訳であるが、その前提として次のようなことを聞き取る必要があると考えている。
①家族構成
②現状の収入と支出
③家族の交流状況
④資産状況
⑤将来の収入と支出
続く。
書籍探検⑤ 自分アタマで考えよう /ちきりん
自分で考え行動する人は、結果に責任を持てるようになり、その結果が良くも悪くもどちらであろうと、行動後の次のステージへと成長できる。
これが、自分で考えることの利点ではないかと考えます。
著者は、この「自分で考える」ための方法論を章ごとに順序だてて説明しています。
序章で、「知っている(知識)」と「考える(思考)」を区別することが「自分のアタマで考える」スタート地点と述べ、「知っている」とは、過去の事実の積み重ねで、「考える」とは、未来に起こることを論理的に組み立てることと定義しています。
なぜ、「知識」と「思考」を区別する必要があるのか、また、「知識」をどのように「思考」に結びつけるのか?
本書を、読み進めていくとジワジワと理解出来ると思います。
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