自分自身を自分で鍛える

先日、メジャーリーグを引退したイチローさんが、最後のイチロー杯で子供たちに「自分自身を自分で鍛えてほしい」という言葉を伝えておりました。 他者に厳しく接することが難しい時代だからこそ、自分自身で教育をしていくことの大切さを述べられておりました。

そうなると、いったいどこまで自分自身を鍛えていく必要があるのか、という問題にあたりそうです。私たちのような法律家でも同じです。そういえば、以前、ある司法書士が「僕たちはいつまで勉強をしなければならいのでしょうかねぇ。」とぼやいておりました。すると、すかさず別の司法書士が「くたばるまで!」と一言で返したことを思い出しました。

年の瀬です。一年の結果が出る時期となりました。その結果に人それぞれの思いはあるでしょうが、ここで、忘れたくないのは「志」ではないでしょうか。一年の総決算として、今一度、己の「志」を問い直すことが必要かもしれません。自身の「志」を振り返れば、自分で教育していくことを実行し、くたばるまで頑張ることができるかもしれません。

新年のさらなる飛躍を目指して、ますます精進をしていきたい、そう考えております。 本年もお付き合いありがとうございました。(小出)