ゴミ屋敷

最近、話題になったりする「ゴミ屋敷」。司法書士は後見業務に携わっているため、「ゴミ屋敷」の住人に遭遇する司法書士もいるとは聞いてましたが・・・。こんな感じで、完全に人ごと、テレビの中の話と考えていた部分もあったと思います。とうとう、自分にお鉢が回ってきました!現場にいってみると、テレビほどではありませんが、なかなかのものでした。季節柄、部屋はとても湿っている感が強く、においも強烈でした。このような不衛生な場所では生活するのに適しているとはいえないため、住んでいた方を短期の入所施設に一旦避難させました。

問題はここからです。住んでいた方は判断能力に衰えが診られるため、後見制度の利用が必要となりそうです。申立から決定まで時間がかかりますから、「ゴミ屋敷」をどうするのか、ということになります。業者に依頼して片付けてもらうほどの余裕がなさそうなのです。 う~ん、こまった・・・