こば紀行#44 東京ラーメンストリート② 

このコーナーでは、浜松から日帰りで行けるプチ観光スポットをご紹介しています。

第44回目は東京ラーメンストリート②

東京駅は普段通過するだけで外に出たことはなかったが、改めて見るとなかなか幻想的だ。東京ラーメンストリートは東京駅一番街の一角にある。同じ一角に「東京おかしランド」なるものがあり、「キットカット東京ばな奈味、店頭にあるだけの限定販売!」との誘い文句に乗せられついつい行列に並んでしまった。ただ、よくよく聞いたらただの先行販売だと知りガッカリしたが、それ以上にガッカリしたのがレジのお姉さんの格好。後ろ姿のパッと見は私好みのコスプレ衣装だが、正面にまわるともう何と衣装負….

さて、前回の予告通り、東京ラーメンストリート編第2弾は、常に行列のできる店「六厘舎」。17:15到着、ラーメンストリートの他のどの店もまだ行列などなく、店内も空席が目立つ。しかし、ここ六厘舎にはすでに20名ほどの行列が出来ている。この日は昼食なしだったため余計に期待をそそる。20分待った後、アジア系の外国人店員に案内され、注文した「得製つけ麺 並盛り(1060円)」を待つ。この店のメニュー構成もシンプルで、具材の異なるつけ麺と辛口味、つけめんシュリンプ?(各種大盛、特盛あり)と中華そばがある。

15分程で待ちに待った得製つけ麺が提供された。極太麺に濃厚魚介つけ汁の組み合わせはつけ麺界の王道であり、六厘舎は全国にあまたあるつけ麺店の先駆的存在だ。浜松でも雄踏にある「つけ麺京蔵」が割と有名だが、京蔵の店主も六厘舎の出身だそうで、どこかで見たことあるような、食べたことあるような味だなあと思っていたのはそのためだ。ただ、正直、あまり私の好みではなく、王道が故にありふれているというかあまりに広まりすぎてしまい、私にとっての新しさがない。具材も割と豪勢だが、つけ汁と麺の存在感に埋もれてしまった感がある。食後、残ったつけ汁をゆず入りのスープ割りで頂ける様だが、麺をガシガシつけて食べていたら、麺とともに汁がなくなってしまった。行列必至の名店だが、私の中でのつけ麺王者は「きじ亭」だ(こば紀行#38にて紹介済み)。

味★★ 量★★ コスパ★ 中毒性★  総合2.1  ※あくまで私の主観です!

今回の東京駅で学んだこと:パッと見と行列が持つ幻想に惑わされてはいけない。

次回予告:ソラノイロ入店予定 ただ、しばらく来ないと思う…(こばやし)